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1、新着論文 2、論文概説 3、コラム 4、本のレビュー 5、雑記(PC・研究関連)
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2012年5月10日木曜日

新着論文(Nature #7397)

Nature
Volume 485 Number 7397 pp147-272 (10 May 2012)

Research Highlights
A check on speeding glaciers
氷河融解加速の停止
グリーンランド氷床は従来考えられていたほど加速的に融解しておらず、むしろ安定していることが近年の観測から分かった。

North Sea starved of oxygen
酸素が枯渇した北極海
1990年以降、温暖化による表層水の成層化とブルーミングを起こした植物プランクトンの腐食に酸素が消費されることで、北極海の酸素が少なくなっている。

Features
Climate forecasting: A break in the clouds
気候予測:雲の隙間
モデラーを悩ませる、雲とエアロゾル、そして気候への影響について。

Comments
Nuclear proliferation: Time to bury plutonium
核の蔓延:プルトニウムを埋めるとき
プルトニウムを再利用するには多額の出費と危険を伴う。

News & Views
Climate science: A grip on ice-age ocean circulation
気候科学:氷期の海洋循環の制約
Jochem Marotzke
最終氷期の海洋循環をモデルで何故再現できないのか?

Articles
Twenty-first-century warming of a large Antarctic ice-shelf cavity by a redirected coastal current
Hartmut H. Hellmer, Frank Kauker, Ralph Timmermann, Jürgen Determann & Jamie Rae
Filchner–Ronneの棚氷が近年加速的に融解しており、その原因は暖水の流路の変化にあるらしい。この棚氷は南極全体の氷の収支の80%を占めており、将来の南極氷床の安定性と海水準上昇の予測に重要である。