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☆主なコンテンツ
1、新着論文 2、論文概説 3、コラム 4、本のレビュー 5、雑記(PC・研究関連)
6、気になった一文集(日本語English) 7、日記(日本語English

2019年7月10日水曜日

ドイツの電車に右往左往

先日ハンブルクからブレーメン経由でブレマーハーフェンに帰る途中で起きた出来事に関して。

行きは何もなくスムーズにいったのだけれど、帰りに本当に大変な思いをした。
帰りは日曜の夕方頃。

ブレーメンからの19:40 ブレマーハーフェン/レフェ(Bremerhaven-Lehe)行きの電車をホームで待つも一向に来ない。
同じホームには数10名の人の姿。きっと遅れてるんだな、と思いさらに15分待つも来ない。
ホームにいた移民っぽいお婆ちゃんが話しかけて来て、「ブレマーハーフェン 行き?」と聞かれ「そう」と答え、さらに待つ。電車は来ない。



気づいたらホームの掲示板から「19:40発」の表示がなくなり、代わりに「20:40発」に変わってる!!



ホームでは無料wifiが受信できなかったので、電光掲示板の案内を見るついでに入り口に行ってネットで検索するも、特に情報は掴めず。

しばし待機することに。。

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ようやくやってきた「20:40発 ブレマーハーフェン/レフェ」行きの電車に乗る。こちらは定刻通り。

乗車時間は1時間ほど。安心してのんびりしていたら、途中駅でやたら多くの人が降りていく。有名な都市なのかな?とか思いつつ、多少不安にもかられつつ、そのまま座り続けることに。

ハンブルクでは、途中で車両を切り離して別の目的地に向かうタイプの電車で、間違った車両(Wagen)に乗っていたらしく、別の方面に向かってしまうという失敗をしてしまっていたので。。

「まさか今回もそれか!?」と不安が頭をよぎる。しかしどこにもそんな表示なかったし…。
見た感じ(別の車両に)乗客はまだ残っているし、でもやたら長く駅に止まってるけどどうして…。そして目の前を通り過ぎる車掌。。

しばらくして電車が動き出したと思った矢先…


反対方向に向かっているということに気づく!


Google Mapの現在地も明らかに自分がブレーメン方向に向かっている!
車内の電光掲示板もいつの間にか行き先が「Twistringen」に変わってる(あとで路線図みて反対方向だと知った)。

さっき多くの人が降りて行った理由はこれか!
ホームの掲示板にはそんな表示なかったし、車内でも英語のアナウンスなかったけど、何で折り返してるの!?

とりあえず次の駅で電車を降り、車掌さんに尋ねると、さっきの電車は途中停車し、先の駅へはバス輸送になっていたらしい。。
次の電車は30分後だからこの駅の反対ホームで待ってね。

流暢な英語で説明してくれ、最後にゴメンね、と言ってくれたのは幸いだったけど、それなら英語でアナウンスくらいして欲しかった。。というか目の前通り過ぎた時になんか言って欲しかった。。
きっと車内でドイツ語でアナウンスがあったからみんな事情を把握したんだろうな。。

以前マドリードの空港から市内に向かうときも似た事例が。そのときはストか工事か忘れたけど、最終駅で車掌さんが全車両を回って「さあ降りて!」と言ってくれたので他の観光客に混ざってぞろぞろバス停に向かったのだけれど。今回は何もなく…。

誰かに聞くべきだった。むしろブレーメンの駅で案内の人にキャンセルの理由も含め、聞いておくべきだった。。そしたら次の電車もバスへの乗り継ぎがあるという情報が得られていたかもしれない。


そして30分後、やってきた電車に乗り込み、一駅先に向かう。
もう遅い時間だったので、隣に座ってた、いかにも空港から帰る途中っぽい、英語できそうな女性に「この電車はブレマーハーフェン 行きですか?次の駅でバスに乗り換えですか?」と尋ねると、どうやらバスへの乗り継ぎはなく、そのまま乗ってればブレマーハーフェン まで行くとのこと。しかも丁寧にあと何分くらい、とまで教えてくれた。

Google mapで自分の位置を確認しながら、そわそわしながら30分。ようやくブレマーハーフェン に到着。

女性は到着の直前に次の駅よ、と教えてくれた。
ブレマーハーフェン の一つ前にもう一つ駅があるのだが、乗っていた電車はなぜかそこをスルー。何故?夜だから?

結局乗った電車がバス乗り継ぎにならなかった理由もよく分からず(事故等が原因ですぐに解消した?)。

本当なら20時半くらいの到着予定が、着いたのは日没後の22時半。

ちょうど外も寒く、ホームで正味1時間半待ったから身体も冷え切っていた。。


ドイツの電車事情について、あとからネットで調べて色々知るという。
遅延のこと、大規模な工事が進んでいること、などなど。



ドイツで電車の遅延や振替に驚かないよう、誰かの参考になれば幸い。

2019年7月3日水曜日

ドイツと日本の違い

ドイツと日本の違いについて。色々感じることを雑多に書いてみたい。

1、ワークライフバランス
家族を大事にする国民性と聞いていたけれど、実際に暮らしてみてそれを実感することが多々。
家族の結婚式の後片付けのために平日に普通に休むし、子供の迎えのために早上がりすることも(15時頃)。
また休日を大事にするあまり、金曜は午後早くに帰る人も多く、月曜は出勤が遅めだったり。金曜の14時くらいには研究所から半分以上の車がなくなっていて、さすがに驚いた。

あとは夜の過ごし方。日本に海外からゲストが来たらまず初めに懇親会をやって、毎晩夕飯に連れ出して、と色々「おもてなし」について考えるが、ドイツはそういう概念がない。17時前後に「じゃあ」と言って皆足早に去っていく。私自身も一人の時間を愛する人間なので、あまり寂しいという感覚はないのだが。

最近、「日本の公務員がバスに乗るために毎日15分早く無断で帰っていて処罰された」というのがYahooニュースに上がっていた。
コメント欄には「これは間違いなく処罰対象。むしろ読書するなどして30分くらいバス待てばいいのに」と賛同の意が埋め尽くされていたが、ドイツ人に言わせれば全く理解できなさそう。「じゃあ人より15分早く仕事が終わるようにすればいいね」と。

ドイツ人も日本人同様、真面目できっちりしている、というのは確かにそうかもしれないけど、こと時間に関しては少しルーズな印象を受ける。逆に言えば私の頭が日本の文化に毒されすぎているのかもしれない。

当該分野の研究に関して言えば、ドイツの研究機関が日本以上に成果を上げているのは間違いない。
日本はやたら書類仕事が多すぎる。また分業が浸透していないから、教授職なのに雑務が多い、といった能力の無駄遣いが多い。誰でもできる仕事を博士がする必然性などない。
日本の「日々の勤務時間の長さ」や、「休暇の短さ」は国際的にも異常だ。オフィスにやたら長時間いる割に成果は上げていない。

全てを真似る必要はないが、海外式の、分業制の導入によって、短時間で効率よく研究を進めるという姿勢をもっと学ぶべきだろう。その点で、もっとテクニシャンとしてのポジションが日本でも浸透すると良いのに、と思わざるを得ない。
英語ができて、機械のオペレーションができて、あまり異動しない人。そうした人的資源をもっと活用できないものか。

2、電気・エネルギー政策
今日のミーティングでは、学生がドイツのエネルギー政策についてプレゼンをしていた。いかに温室効果ガス排出を削減するような社会を実現させるか、特にそれを社会に周知するための方策について。今回の焦点は風力発電。

ミーティングの議長もまた、機関として、個人として、どんな温暖化対策ができるのかについて皆に話題提供をしていて、積極的に意見を求めるなど、場に参加していて驚かされた。というのも、私がこれまで属した研究機関で、そのような気候変化に関する話題が出ることは基本的になかったからだ(科学雑誌で取り上げられていたよ、と紹介するといったことはラボ・ミーティングであったが)。
特に研究者は国内外への移動が多い。飛行機の使用を抑えること、鉄道を積極的に使用すること(そうすれば論文を読む時間も確保できる!)など、皆に提案していた。

環境に対する意識は日本とは比べ物にならないほど高いように感じる。
ビニールの使用も控えめだ。スーパーには紙袋しか置いていないし、基本有料なので皆袋を持参している。

あと電気代。再生可能エネルギーへの投資もあり、ドイツの電気代は高いことで有名。
前回マインツに滞在した時も、「基本電気はこまめに消してね」と念を押されたし、ホストも薄暗がりの中、間接照明だけで夜を過ごしていた。
ブレマーハーフェン の宿も着いた途端に大量のろうそくが目に入った。おそらく電球よりもろうそくの方が安上がりなんだろう。
いまは日没が22時と非常に遅く、体内時計を正常にするために私も積極的にろうそくを使用している。
必ずしも部屋を明るくする必要はないので、日本に帰ってからも照明について見直してみようと思った次第。

興味深いのは食洗機の存在。
これまで私も使ったことなかったのだけれど、あまりにシンクが小さいので初めて使ってみることに。
マインツ大学でもAWIでも、研究機関の部屋・キッチンにも食洗機が備え付けてあるのがすごい。
またてっきり油物専用かと思いきや、実はコーヒーのマグカップなども積極的に食洗機で洗っているのに気づく。電気の無駄遣いにしか思えないけど、そこには効率化と水の硬度のことがある。
食洗機には洗剤だけでなく、塩・リンス剤といった別の物質を入れる箇所がある。簡単にしか調べていないが、これらは湯垢や水垢を落とすための役割を追っているらしい。
例えばワイングラスも普通に水洗いを繰り返しているとだんだん曇っていくことに気づく。湯沸し用のポットの湯垢もひどい。
おそらく食器を綺麗に保つための一つの手段として、食洗機が広く浸透しているのだろう。

3、肥満・健康・食生活
ドイツは肥満が多い。街に行くと目につく。肥満の割合はヨーロッパで突出しているらしい。
ランニングする人も少なく、走っている人はだいたい既に細い。犬やカップル同士で散歩をする人は非常に多く見かける。

運動不足もあるが、やはり大きいのは食生活だろう。
海の少ないドイツは魚介類の消費が少ない。
また野菜の消費も少ない。例外はザワークラウトとジャガイモ。何を頼んでも大体これら二つがついてくる場合が多い。
一方で肉・チーズの入った料理が多く、味付けも濃いめ。

最近近所で買ったケバブにはフライドポテトとザワークラウト、生玉ねぎが載っていた。それだけで味付けは濃いのに、さらにサワークリームが付く。
私からすると3日に分けて食べたいと思う量を、それをコーラと一緒に一人でたいらげる大きい人々が目につく。

イギリス同様、産業が盛んだったドイツでは女性もあくせく働いていたため、歴史的に食事の準備にかける時間が少ないという話をよく聞く。
いわゆる「冷たい食事」が朝夕の基本で、手間のかかる「温かい食事」は昼にしか食べない、とも。
日本みたいに朝・昼・夜で違ったもの、毎日違うメニューを、といったことを考えるのが面倒という意見もどこかで聞いたことがある。同じものをお腹いっぱい、というのを好む人が多いのかもしれない。

またビールがとにかく安い。本当に水よりも安い。
水の場合1Lペットボトルで1ユーロを切るくらい。ビールの場合500mLで1ユーロ前後。
日本だと500 mLの国産ビールが300円前後だが、ドイツは130円かそこら。日本の酒税が高いこともさることながら、ドイツのビールの安さもなかなかのもの。ただ、私自身ビール大好き人間なので、ドイツにいるときは基本ハッピーだ。
日本にいる時は、痛風になりたくないがためにビール(もしくは発泡酒)は1日350mLで我慢しているのが不思議なくらいだ。結局のところ安いと飲んでしまう。

喫煙者も多い。マインツでは毎日ホストが部屋で喫煙していて、部屋にいても受動喫煙がひどく民泊に嫌気がさした。
路上喫煙もマインツ(やウィーン)では目立ったが、ブレマーハーフェン ではそれほど目につかない。ただ、豪快にタバコのポイ捨てをする人もいるし(女性でも)、路地はタバコの吸い殻だらけだ。
今日参加したミーティングでも、タバコのパッケージに危険を喚起するホラーな写真が使われ始めても、喫煙者の割合は増加したと言っていた。他国に比べても愛煙家が多い印象(たばこ税もかなり高いのだが)。

レジャーが少ないことも関係しているのだろうか?
以下はドイツ人の休日の過ごし方からの抜粋(数字は%)

  1. 庭仕事 30.3
  2. 買い物 26.9
  3. パズル・謎解き 17.1
  4. 外食 13.7
  5. コンピューター・ゲーム 12.6
  6. カード・ゲーム 12.4
  7. 家の修理 11.4

家か近所で済むものばかり…?

AWI(ブレマーハーフェン)滞在

Twitter等ではすでに周知していますが、ブレーメンの北にある、ブレマーハーフェン に来ています。
今回の目的は有孔虫ホウ素同位体分析手法について学ばせてもらうため。今回は1ヶ月間だけの滞在。
高知でやっているものよりも10分の1ほどの量でこちらでは測定できています(!)

ただ、着いた途端に「質量分析計(MC-ICPMS)が壊れた」と言われ、この10日ほどデスクワークだけの日々が続いています。
不思議なもので、論文執筆が進む進む!よく先生方が海外出張の時こそ論文仕上げるチャンスと言うけど、まさにそんな感じ。

国内だとやれ実験だ、やれセミナーだと長時間集中した時間を確保することが難しいわけだけど、こちらではパソコンにだけ向き合っていれば良いので。。
こちらのMC-ICPMSは高知で使っているThermo社のもの(Neptune)ではなく、ウェールズに籍を置くNu instrument社のPlasma 2。私自身一度も触ったことのない機械なので、復旧のための何か気の利いたアドバイスなどできるわけもなく。

専従のテクニシャンが二人もいるので、基本はその二人と研究者の方(今回実験を教わる)に機械の修理は任せっきり。

今週に入ってようやくシグナルが取れるようになるも、問題は測定の安定性(測定精度)。
なかなか安定せず、次は新たなソフトウェアをインストールするとか。このままだと何も進まないまま2週間が経過してしまいそう。。

昼にはラボのメンバーと研究所の食堂に。
メニューは基本「肉食」「ベジタリアン食」「パン・サラダバー」
の3択。値段も4.2〜4.6ユーロとお手軽。少し量は多め。
驚くべきことにメニューが日替わりで、一切被らないこと!
ドイツ中の都市の郷土料理が出たりして、毎日新しい発見に満ちている。

残念なのは7月の第2週から食堂が夏季休業に入ってしまうこと。ランチを持参する必要があり、サンドイッチなど用意する手間が。。
最近見つけた近所のケバブ屋がものすごいボリュームなので(たったの7ユーロ)、3日くらいに分けてパンに挟んで食べるのもありかもしれない。

AWIを正面から。形がユニークな建物(ひし形)。食堂は最上階に。


AWIはウォーターフロント・エリアにある。


息抜きは町の散歩。
商店街には人がたくさん集まっていて、夕方のカフェやディナーを楽しんでいる。

着いた時、国際ニュースにもなっていたヨーロッパの熱波到来の時で、気温は34度まで上昇。

広場の噴水に飛び込む子供の姿(オムツしたままでw)。

ただ、その翌日には最高気温が17度まで低下。最近は16〜20度くらいで推移していて、過ごしやすいです。ただ、風が強いのが少しネック。

今は非常に日が長く、日の出は5時、日の入りは22時。少し寒くても日光浴を楽しむ人々の姿が目につく。
最初タイムゾーンの関係かと思っていたけど、ブレマーハーフェン の緯度は日本の近辺で表現すると樺太あたり!北欧にかなり近い。

広場にあるプロテスタント教会

カンファレンスも開催できるみたい


ブレマーハーフェン はヴェーザー川の河口にある、北海への入り口。
かねてより重要な交易・造船の港湾都市。川を使った輸送としても重要な役割を負っていたらしい。
ただ事業の衰退で一時は大量の失業者を出した。今は洋上風力発電設備の建設・移送基地として再び輝きを取り戻そうとしている。

見た所、観光地というよりは、保養地という印象。老人の団体や車椅子の老人をよく見かける。ヨットも多く停留しており、お金持ちは沿岸に住んでるのかな。

潮汐が大きいのが特徴で、その規模は3メートルほど。川かと思いきや潮汐の影響も大きく受けるところなので、潮の満ち干で風景が大きく変わるのが面白い。

川沿いの遊歩道。ランニングしている人の姿はなく、だいたい散歩か昼寝

引き潮で風景が様変わり

釣りをしようと釣り具も持って来たけど、釣りをするにはライセンスが必要とのこと。川にはスズキやマスなどがいそうな気もするけど、こんだけ潮汐の影響があると塩分の変化もすごそうだし、何かいるのかな?? 魚が跳ねている姿すら見ていない。小魚も一切見ない。

知人に頼まれて二枚貝がいないか探しているのだけれど、殻一つ見かけない。
砂浜には砂利とガラス、レンガの破片のみ。
結構子供が裸足で歩き回っているけど、大丈夫なのかな?

2019年3月24日日曜日

マインツ近郊リューデスハイム散策

 週末気持ちよく晴れたので、マインツから少し西に行ったところにあるリューデスハイムへ散策に行くことに。観光客やハイカーが集う小さなワインの街。
4月以降はライン川下りが可能になるので、マインツから船でもアクセス可能な街。今回はヴィースバーデン(Wiesbaden)経由で電車で行くことに。片道1時間程度。


今回のルートは以下の通り。ロープウェーを往復するよりも反対側に降りた方が良いというおすすめ情報をネットで見つけたので、その通りにすることに。
ロープウェイを降りた先で別の駅(アシュマンスハウゼン)があり、そこから乗っても良かったのだけれど、お土産屋がことごとくしまっていたのと、歩ける距離だったので結局南回りでリューデスハイムまで引き返すことに。疲れたけど、意外な発見があって非常に面白かった!



まずはリューデスハイムの風景から。

つぐみ横丁という、両側にワインバー、レストランが軒を連ねる小道を少し歩きます。
夜はみんな酔って踊っていたりと、また違う雰囲気になるらしい。
シーズンオフということで人はまばら。建物の雰囲気はとても可愛らしい感じ。






朝一で行ったのでレストランがことごとく空いておらず。。だいたい12時開店らしい。写真は11時頃。

土産物屋を一通り見て回るも時間を持て余したので、ランチを先送りにし、丘の上を目指すことに。
名物のカツレツ食べたかったなあ…!!


なんとも開放的なロープウェー。2人乗り。



ライン川に向いた南側斜面は見渡す限りのブドウ畑。
最高気温20度ということで、結構薄着できたのだけれど、冷たい風がびゅんびゅん吹き付けていて、すっかり体が冷えてしまった。。

まだ作付けの時期で緑は少なく、夏頃に来たら今よりも素晴らしい景色になるんだろうなと。来年の夏に期待(来たい)。


丘の上は、ライン川が一望できるほど。


丘の上には著名な彫像が。高さ30メートルとも!


その先は山道をハイキング。途中ちょっとした遺跡や野生(?)の鹿など。

下りのロープウェーは行きよりもかなり簡素で、しかもゆっくり。
若干靄がかかっていて遠くが少し見えにくく。



ライン川の向こうに、古城(ラインシュタイン城)がうっすら。


こちらも南側斜面はブドウ畑。斜面で仕事すると考えると…大変そう。。


想像していた以上に閑散とした街並み。定休日?(土曜だけど)

いい感じの建物があったので、ランチにすることに。あとで調べたら歴史450年もある老舗ホテル(Hotel krone)だった…!(屋外ではオフラインのため検索できず)


この地域の名物である、リースリング種の白ワインをいただきます。


ブルストを注文。付け合わせはポテトサラダとサラダ。
Blut(blood)wrustを頼んだつもりだったけど、Bratwrustと勘違いされたのかな?
血入りの赤黒いソーセージを想像していたら、セージの効いたごく一般的なものが到着。

日本のポテサラは塩もみしたキュウリとハムを入れるのが一般的だけど、こちら(本場?)はピクルスにベーコン。結構塩も効いている。




ランチ後、アシュマンスハウゼン駅の横の小道を歩いてリューゼンハイムに向かうことに。線路のすぐ脇に、むかし使っていたであろう街道。
いまは植物が覆っていて歩きにくい感じ。ただところどころゴミがあったので、今でも歩く人はいるのかもしれない。



ところどころいい感じの露頭。以下は堆積岩の一種で泥岩が層をなしている。化石を探したけど特に見つからず。



白雲母かと思うくらい輝いているものも。あとあと調べると、おそらく中生代の、テチス海の堆積物と思われ。泥岩が積み重なってできた粘板岩(スレート)は熱をよく蓄えるとかで、ワインの生育に適しているらしい。



こちらは自然物と人工物の不整合。
その場で取れる岩を建材にして壁を作っているので、このような興味深い地層境界ができる。



最後まで来て行き止まりか!?と思ったらちゃんと解錠されてました。ほっ



小道を抜けると、農道となっており、車の轍が。



左はワイナリーの敷地。丘の上にはまたもや古城(エーレンフェルス城)。
この辺りの有力者がワイン農場を経営していたんだろう。川から侵入できないように城壁が整えられている。


興味深いことに水路がしっかりと整えられている。城壁にも所々穴が開けられていて、うまく雨水を逃して城壁が決壊するのを抑えているのかな、と。
雨などの際に土壌が流出しないようにという配慮からか、おそらくワイン畑には芝(?)が張り巡らされている。というか、自然に生えるものを放置しているのかも。



おおよそ2万歩歩いてクタクタ。フランクフルト空港や市街地からも近いので、特にワイン好きにはオススメしたい地域。白ワインや蒸留酒もしっかりお土産に。

次はライン川下りのシーズンとブドウが実っている時期に来たいな、と思った次第。

2019年2月8日金曜日

学振メモ〜PD申請から終了までのログ〜

最終更新日:2019/4/3

2014年度(博士課程3年)申請(主著1本)
審査領域:数物系科学/地質
➡︎不採用「B判定(上位20〜50%)」(2014/10/16)

評点結果
・研究者としての能力・将来性 3.50
・研究実績          2.83
・研究計画          3.83
総合評価          3.33

(本人の分析)
主著1本という業績が大きく足を引っ張った。国際学会の発表や学会プロシーディングスなどは多数あったものの、やはり個々の研究をしっかりと論文にまとめる能力が要求される。

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2015年度(ポスドク1年目)申請(主著2本)
審査領域:数物系科学/地質
➡︎不採用「A判定(上位20%以内)」(2015/10/16)

評点結果
・研究者としての能力・将来性 3.80
・研究実績          3.80
・研究計画          3.60
総合評価          3.60

(本人の分析)
あと一歩及ばなかった。
去年度から主著が増えたものの、やはり2本では他の申請者に比べて見劣りするだろう。
研究計画を去年度からやや変更したが、点数が下がったことから見ても、多少盛り込みすぎた、あるいは実現可能性が低いと見られたのかもしれない。「この研究をスタートすれば結果は自ずと出る」という計画に対する絶対的自信が大事。緻密な研究計画よりも、研究の重要性・新規性・発展性をアピールする必要がある。

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2016年度(ポスドク2年目)申請(主著4本・共著1本)
審査領域:総合/環境動態解析
➡︎面接(2016/10/14)
応募総数:314人(男性230人、女性84人)
面接免除採用:37人(11.8%)
面接候補者:24人(7.6%)
不採用:253人(80.6%)

➡︎採用内定(2016/12/26 14:00)
応募総数:314人(男性230人、女性84人)
採用内定者:43人(13.7%)
補欠者:16人(5.1%)
不採用:255人(81.2%)

※参考(同領域28年度採用分)
応募総数:349人(男性242人、女性107人)
採用46人(13.2%)

※参考(同領域27年度採用分)
応募総数:365人(男性247人、女性118人)
採用37人(10.1%)

(本人の分析)
科研費・若手Bの審査結果を受けて、これまでとは違う審査領域で勝負。面接だったけど、無事合格。(逆に若手BはA判定も不採用。。)

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・2016/10/14 審査結果がweb上で公開。
「面接」という結果(約8割が書類審査で不採用)。
web上で面接に参加することを回答。
面接日は12/1に決定しているが、面接時間(スライド発表4分の質疑応答6分)は後日画面に表示されるとのこと。
後日、確かに画面上に面接時間が書かれていた。
面接にはスライドをA4サイズに印刷し、15組持参せよとのこと。結構な分量だ。

・2016.12.1 面接当日
指定の面接時間の30分前までに受付をすませる必要がある。領域と名前を言ってリストを照合してもらう。
待合室で再度領域と名前を言う。
待合室で名前が呼ばれるまで待機するが、その間にスライドの接続チェックを行うブースで確認を済ませておく。
(手引きを見落として、面接会場にスライド印刷したものを持参するのを忘れている人も…。なくても一応いいらしいけど、まだ時間に余裕もあったからコンビニに走ったのかな?)
名前が呼ばれると面接室(領域ごとに何部屋かあり、椅子が並べられている)の前に座らされる。
誰か辞退したのか、面接開始時間が15分ほど繰り上げられた。早めに受付しておいたほうが無難。
自分自身はパソコン(とプロジェクター接続のためのコネクタ)だけ持って入り、面接補助の方が荷物を持って入ってくれる。資料も配布してくれる。なお、ポインターは借りられる。
審査員8〜10人、事務員5人くらいがコの字型に配置された机に座っている。部屋は薄暗い。
接続を済ませ、司会の方の合図を待ってプレゼン開始。タイトルのスライドを除き、4枚で臨んだ。補助スライドは結局使わず。
質疑が終わると、すみやかに部屋を出され、ビルからも出される。

<面接で聞かれたこと>
・手法の独創性(世界で初めて行われる研究なのか?新規性は?)
・着目する研究対象地域のユニークさは?
・大型プロジェクトの一環では?あなたの研究の独創性は?

・2016.12.26 14:00 システム上に面接の結果が開示 ➡︎ 「採用内定」
ちなみに学振作業中になったのは前の週の12/22(たしか)
4月以降の住所や銀行口座の登録をWeb上でする(3月末締め切り)

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<採用1年目>
・2017.1.11 「採用手続き関係の書類が届く」との旨のメールが届く

・2017.1.13 自宅宛に採用手続き関係の書類が届く
書類と順守事項について。また研究倫理e-larningも受講せよとのこと。
締め切りは3/6と4/10の2種類。
学位授与証明を出身大学院の事務に依頼。
➡︎3月締め切りの書類を郵送

・2017.1.27 受け入れ研究機関から特別研究員奨励費の研究計画調書作成についての案内がくる
所内締切は「2/14」

・2017.1.30 学振から、DCの研究費重複受給の制度が変わるというメールが届く
➡︎関係ないので無視

・2017.1.31 電子申請システム上で入力を行い、特別研究員奨励費の研究計画調書を作成
3年間の中で何にどれくらいお金を使うかを書く。
システム上で提出ボタンを押すと受け入れ研究機関の担当者にPDFファイルが送られる(らしい)。

・2017.2.8 どうやらシステム上で提出ボタンを押す前に、PDFファイルを研究機関の提出者に確認してもらう必要があった模様。確認してもらい、再提出。

・2017.2.24 受け入れ研究員の承諾書の書類は早めに手続きしてくださいね、という念押しのメールが研究機関より届く。4月に署名・捺印いただく予定だったけど、早めに郵送することに。

・2017.2.28 現在の所属研究機関のメーリス経由で、
「出産・育児に係る採用の中断及び延長」
「病気を理由とする採用の中断及び延長」
の制度整備に関する案内が届く。

・2017.3.22 所属研究機関より郵送で「採用時受け入れ承諾書」が届く。「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」と併せて、学振本部に郵送。

・2017.3.23 学振の採用内定者ページで、引越し先の住所・連絡先を登録。

・2017.3.27 電子申請システムの公開期限が3月末ですよ、というメールが届く(自分の合否や不採用だった場合の得点などが見れなくなるということ)。

・2017.4.27 所属部局の事務から奨励費が内定したとのメールが届く。
所属研究機関のローカルネット上に学振PD全員分の内定額が載ったファイルがあった。
他にも学振の電子申請システム上でも確認できた。
一人は実験系の特別枠に申し込んでいたようで、数割高い金額だった。

・2017.4.28 電子申請システム上で必要事項(出費の内訳や研究目的、今年度の研究計画など)を記入し、確認用のpdfを事務に提出。

・2017.5.8 学振PDの採用通知と身分証明書が研究所事務に届く➡︎後日受け取り

・2017.5.22 学振PDの給与が2ヶ月分振り込まれる

・2017.5.25 平成29年1〜3月分の源泉徴収票を提出してくださいというメールが学振から直接届く(6/23締切)
➡︎前職の名古屋大学に発行を依頼(6/10)
➡︎郵送で提出(6/21)

・2017.7.10 所属部局の事務から奨励費の内訳(直接経費・間接経費)に関するメールが届く(33万円も間接経費が入るのね。。)。
学振からの交付内定通知書と科研費ハンドブックも郵送される

・2017.8.14 学振からマイナンバー情報を提供くださいというメールが届く.後日,委託業者から封書が届く.9/29必着でコピーを簡易書留で送れとのこと.

・2017.9.19 「特別研究員の海外渡航状況に関するアンケートについて(ご協力のお願い)」がメールで届く.海外渡航の期間,希望,海外に行きにくい理由などに関して.

・2017.10.1? 「年末調整に関する申告書類」が郵送で届く。
健康保険や年金などの支払い情報を記入し、提出

・2018.1.9 学振の各制限(副業禁止など)の緩和に関する通知がメールで届く

・2018.2.1 特別研究員の中途辞退に関するメールが届く。継続する人は返信不要。

・2018.2.13 出産・育児による特別研究員の中断に関する案内がメールで届く。

・2018.2.15 次年度の「4月期提出書類」の案内がメールで届く。
報告書や研究遂行経費の支出報告書を4/1-4/20の間にwebで提出しなければならない。
→4.12にwebで提出。確認メールを受信。

・2018.3.1 「平成30年度以降の研究遂行経費の取扱いについて」の確認のメールが届く。引き続き利用するので、返信は不要。

・2018.3.29 給与の支払日の変更に関するメールが届く。通常は4月分は5月にまとめて。
「平成30年3月1日現在資格がPD等(SPD,RPDを含む)の者について、平成30年3月30日(金)に4月分の研究奨励金を支給する」

<採用2年目>

・2018.10.1 「年末調整に関する申告書類」が郵送で届く。
健康保険や年金などの情報を記入し、提出(11/8締切、最終は11/15)
健康保険の支払い証明は不要だが、年金は年金機構から郵送されるハガキの原本を添付する必要があるので、しばらく待機(11月初旬に郵送されるはず。出張中だしどう対応しよう?)
去年12月に入籍したので、変更のための「2017年度(訂正分)」も併せて提出(昨年の控えを取るのを忘れていたので少し面倒だった)
→年金機構のハガキと生命保険の控えを添付し、郵送(国民健康保険のハガキは添付不要とのこと。近くの市役所で年間の支払額を教えてもらった)

・2019.1.31 源泉徴収票が簡易書留で郵送される

・2019.2.4 特別研究員の中途辞退に関するメールが届く。継続する人は返信不要。

・2019.3.28 メールで4月分の給与を明日振り込む(通常は5月に2ヶ月分まとめて)という連絡が入る(次年度予算の年度内閣議決定によるもの)。

・2019.3.29 次年度4月分の給与とともに還付金「13,970円」が振り込まれる(例の給与のうち3割を研究経費に含める、という制度に申し込んでいたため)。

<採用3年目>

・2019.4.1-20 学振PD二年目の成果報告書の提出(受け入れ教員や自分の捺印をした書類をスキャンしたのち、専用ページでpdfをアップロード)