Main contents


☆主なコンテンツ
1、新着論文 2、論文概説 3、コラム 4、本のレビュー 5、雑記(PC・研究関連)
6、気になった一文集(日本語English) 7、日記(日本語English

2013年10月21日月曜日

新着論文(Science#6156)

Science
VOL 342, ISSUE 6156, PAGES 281-392 (18 OCTOBER 2013)

Editors' Choice
An Extrasolar Perspective
太陽系外の観点
Astrophys. J. 775, L41 (2013).
太陽状の星の最後の姿である白色矮星の大気の観測から、鉄/アルミニウム比に100倍ものバリエーションがあることが確認された。白色矮星に落ち込む星の火成活動による分化や微惑星衝突などに原因があると推測されている。

News of the Week
※今回は省略

News & Analysis
Stunning Skull Gives a Fresh Portrait of Early Humans
驚くべき頭蓋骨が初期人類の新たな姿を浮き彫りに
Ann Gibbons
中東のDmanisiにおいて、初期のホモ族のこれまでで最も完璧な頭蓋骨が見つかり、我々の遺伝子に対する新知見が得られた。

News Focus
Roving Into Martian Waters
火星の水を求めて彷徨う
Richard A. Kerr
キュリオシティーは火星の初期が「温かく湿潤で生命を育む星だったのか」それとも「冷たく凍っていて、生命存在は不可能だったのか」を明らかにしてくれるのだろうか?

Dr. Cool
クール先生
Eli Kintisch
David Keithは地球工学が日の目を見る手助けをした。次は地球を冷やす手段を実行することが彼の大きな目標となっている。

Letters
China's Rapid Urbanization
中国の急速な都市化
X. Jin Yang

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Research
Perspectives
Did the Denisovans Cross Wallace's Line?
デニソワ人はウォレス線を横断したのだろうか?
A. Cooper and C. B. Stringer
現代人に残るデニソワ人のDNAの分布から、彼ら古代人がどこに住んでいて、どこで現生人類と交配したのかに関する疑問が生じている。

Research Articles
Hyperdominance in the Amazonian Tree Flora
アマゾンの植物相の過剰支配
Hans ter Steege et al.
アマゾン熱帯雨林には16,000種もの木が存在するが、そのうちの1.4%の種だけが全体の半数を占めている。

A Complete Skull from Dmanisi, Georgia, and the Evolutionary Biology of Early Homo
GeorgiaのDmanisiから発掘された完全な頭蓋骨と初期ホモ族の進化生物学
David Lordkipanidze, Marcia S. Ponce de León, Ann Margvelashvili, Yoel Rak, G. Philip Rightmire, Abesalom Vekua, and Christoph P. E. Zollikofer
更新世初期の成人の頭蓋骨がアフリカを旅立った初期人類の進化と形態学を明らかにする。

Reports
Stellar Spin-Orbit Misalignment in a Multiplanet System
複数惑星系における星の自転と軌道の整合不良
Daniel Huber et al.
ケプラー宇宙望遠鏡による観測から、星の自転と軌道との整合不良は、ホット・ジュピターを有する惑星系にのみ限られた性質ではないことが示されている。

Gravitational-Wave Limits from Pulsar Timing Constrain Supermassive Black Hole Evolution
R. M. Shannon et al.

Low Upper Limit to Methane Abundance on Mars
火星のメタン濃度の低い上限値
Christopher R. Webster, Paul R. Mahaffy, Sushil K. Atreya, Gregory J. Flesch, Kenneth A. Farley, and MSL Science Team
キュリオシティー探査ローバーによるデータから、火星の大気中のメタン濃度の上限値はせいぜい1.3ppbであることが明らかに。

Rapid Adaptation to Climate Facilitates Range Expansion of an Invasive Plant
気候に対する急速な適応が外来植物の分布拡大を容易にする
Robert I. Colautti and Spencer C. H. Barrett
北米大陸の東部で見られる外来植物ミソハギ(purple loosestrife)は、浸食フロントにおける適応度を増加させるよう進化してきたらしい。

The Invasive Chytrid Fungus of Amphibians Paralyzes Lymphocyte Responses
両生類に対する侵入型のツボカビはリンパ球応答の活動を止める
J. Scott Fites et al.
カエルに対する真菌感染の全球的な蔓延は、それが免疫クリアランスを阻害できる能力によって説明できるかもしれない。