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☆主なコンテンツ
1、新着論文 2、論文概説 3、コラム 4、本のレビュー 5、雑記(PC・研究関連)
6、気になった一文集(日本語English) 7、日記(日本語English

2012年4月27日金曜日

新着論文(Nature #7395)

Nature
Volume 484 Number 7395 pp415-558 (26 April 2012)

Research Highlights
Methane from the Arctic Ocean
北極海からのメタン
2009年から2010年にかけて5回の航空機を用いた観測から、北極海の海氷の割れ目からメタンが放出されていることが観測された。しかもその量は沿岸域に匹敵する程度。将来の海氷の融解によってメタンの放出量が増えるのではないだろうか?

News in Focus
Ancient asteroids kept on coming
太古の隕石は来続けていた
地球が形成された初期の段階では隕石が多数地球に衝突していた(特に’重爆撃期’において)。これまで考えられていたよりも多かったかも?

Careers
A lab app for that
そのための研究室アプリ
研究室で使えるMacアプリの紹介。ただし、生物学者の一例のみ。

Articles
Deposition of 1.88-billion-year-old iron formations as a consequence of rapid crustal growth
Birger Rasmussen, Ian R. Fletcher, Andrey Bekker, Janet R. Muhling, Courtney J. Gregory & Alan M. Thorne
縞状鉄鉱層の形成は鉄を多く含んだ古代の海水に光合成生物の作った酸素がもたらされた結果、急激な酸化が起きたことが原因として考えられているが、酸素濃度が上昇した後の縞状鉄鉱層の形成のメカニズムについては謎のままである。西オーストラリアの地層中のジルコンの年代を測定したところ18億8千万年前という年代が得られた。この年代に起きた他のイベントを考えると、マントルの活動の活発化と地殻形成速度の上昇が原因?海底火山や熱水から鉄が供給されたのでは?

Antarctic ice-sheet loss driven by basal melting of ice shelves
H. D. Pritchard, S. R. M. Ligtenberg, H. A. Fricker, D. G. Vaughan, M. R. van den Broeke & L. Padman    
人工衛生を用いた高度のレーザー観測と雪表面の物理過程のモデリングから、南極の氷床が主に基底部の融解によって徐々に薄くなっていることが分かった。風が物理的に大きく影響している?