Main contents


☆主なコンテンツ
1、新着論文 2、論文概説 3、コラム 4、本のレビュー 5、雑記(PC・研究関連)
6、気になった一文集(日本語English) 7、日記(日本語English

2013年12月30日月曜日

新着論文(SR, Ncom)

Scientific Reports
24 December 2013
Forest cutting and impacts on carbon in the eastern United States
Decheng Zhou, Shuguang Liu, Jennifer Oeding & Shuqing Zhao
アメリカ東部にて行われた森林伐採によって失われた炭素量を定量化。2002年から2010年にかけて年間168TgCが失われたと推定される。この量はアメリカ国内における化石燃料燃焼によるCO2量に換算すると11%に相当する。

Early urban impact on Mediterranean coastal environments
David Kaniewski, Elise Van Campo, Christophe Morhange, Joël Guiot, Dov Zviely, Idan Shaked, Thierry Otto & Michal Artzy
イスラエルの古代遺跡Akkoにおける過去6,000年間の都市化とその生態系への影響を復元。都市化の登場後すみやかに生態系が大きく変革したことが示された。

Nature Communications
18 December 2013
The discovery of kimberlites in Antarctica extends the vast Gondwanan Cretaceous province
Gregory M. Yaxley, Vadim S. Kamenetsky, Geoffrey T. Nichols, Roland Maas, Elena Belousova, Anja Rosenthal and Marc Norman
ダイアモンドが算出する火成岩の一種Kimberliteは南極以外のすべての大陸で報告されていた。南極にも存在することが初めて示された。
>Nature姉妹紙 ハイライト
地質学:南極の氷結大地からダイヤモンドが見つかる

Human-induced nitrogen–phosphorus imbalances alter natural and managed ecosystems across the globe
Josep Peñuelas, Benjamin Poulter, Jordi Sardans, Philippe Ciais, Marijn van der Velde, Laurent Bopp, Olivier Boucher, Yves Godderis, Philippe Hinsinger, Joan Llusia, Elise Nardin, Sara Vicca, Michael Obersteiner and Ivan A. Janssens
人間活動の結果生物が利用可能な炭素や栄養塩(窒素やリン)の濃度が増加しているが、それぞれ異なる増加率をもっているために、アンバランスとなっている。生物地球化学的モデルを用いて、陸および海のリン循環・リン/窒素比を評価。アンバランスによって今世紀中に炭素貯蔵能力が低下する可能性が示唆された。またリン肥料の生産力が増加しない限り、途上国における栄養失調は増加する可能性が示唆。

Increases in terrestrially derived carbon stimulate organic carbon processing and CO2 emissions in boreal aquatic ecosystems
Jean-François Lapierre, François Guillemette, Martin Berggren and Paul A. del Giorgio
近年北半球の陸地から海へともたらされる溶存有機炭素(DOC)は増加しており、それがさらなるCO2排出へと繋がっていると考えられているが、そのメカニズムはあまりよく分かっていない。カナダ北極圏の数百の湖や河川などにおいてDOCとCO2のフラックスとの間に因果関係が見いだされた。陸からもたらされる有機炭素の分解に変化が生じることで、沿岸部の生態系からのCO2排出もまた大きく増加する可能性がある。

23 December 2013
Spatial optimization of carbon-stocking projects across Africa integrating stocking potential with co-benefits and feasibility
Michelle Greve, Belinda Reyers, Anne Mette Lykke and Jens-Christian Svenning