Main contents

☆主なコンテンツ
1、新着論文 2、論文概説 3、コラム 4、本のレビュー 5、雑記(PC・研究関連)
6、気になった一文集(日本語English) 7、日記(日本語English) おまけTwilog

2019年7月10日水曜日

ドイツの電車に右往左往

先日ハンブルクからブレーメン経由でブレマーハーフェンに帰る途中で起きた出来事に関して。

行きは何もなくスムーズにいったのだけれど、帰りに本当に大変な思いをした。
帰りは日曜の夕方頃。

ブレーメンからの19:40 ブレマーハーフェン/レフェ(Bremerhaven-Lehe)行きの電車をホームで待つも一向に来ない。
同じホームには数10名の人の姿。きっと遅れてるんだな、と思いさらに15分待つも来ない。
ホームにいた移民っぽいお婆ちゃんが話しかけて来て、「ブレマーハーフェン 行き?」と聞かれ「そう」と答え、さらに待つ。電車は来ない。



気づいたらホームの掲示板から「19:40発」の表示がなくなり、代わりに「20:40発」に変わってる!!



ホームでは無料wifiが受信できなかったので、電光掲示板の案内を見るついでに入り口に行ってネットで検索するも、特に情報は掴めず。

しばし待機することに。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ようやくやってきた「20:40発 ブレマーハーフェン/レフェ」行きの電車に乗る。こちらは定刻通り。

乗車時間は1時間ほど。安心してのんびりしていたら、途中駅でやたら多くの人が降りていく。有名な都市なのかな?とか思いつつ、多少不安にもかられつつ、そのまま座り続けることに。

ハンブルクでは、途中で車両を切り離して別の目的地に向かうタイプの電車で、間違った車両(Wagen)に乗っていたらしく、別の方面に向かってしまうという失敗をしてしまっていたので。。

「まさか今回もそれか!?」と不安が頭をよぎる。しかしどこにもそんな表示なかったし…。
見た感じ(別の車両に)乗客はまだ残っているし、でもやたら長く駅に止まってるけどどうして…。そして目の前を通り過ぎる車掌。。

しばらくして電車が動き出したと思った矢先…


反対方向に向かっているということに気づく!


Google Mapの現在地も明らかに自分がブレーメン方向に向かっている!
車内の電光掲示板もいつの間にか行き先が「Twistringen」に変わってる(あとで路線図みて反対方向だと知った)。

さっき多くの人が降りて行った理由はこれか!
ホームの掲示板にはそんな表示なかったし、車内でも英語のアナウンスなかったけど、何で折り返してるの!?

とりあえず次の駅で電車を降り、車掌さんに尋ねると、さっきの電車は途中停車し、先の駅へはバス輸送になっていたらしい。。
次の電車は30分後だからこの駅の反対ホームで待ってね。

流暢な英語で説明してくれ、最後にゴメンね、と言ってくれたのは幸いだったけど、それなら英語でアナウンスくらいして欲しかった。。というか目の前通り過ぎた時になんか言って欲しかった。。
きっと車内でドイツ語でアナウンスがあったからみんな事情を把握したんだろうな。。

以前マドリードの空港から市内に向かうときも似た事例が。そのときはストか工事か忘れたけど、最終駅で車掌さんが全車両を回って「さあ降りて!」と言ってくれたので他の観光客に混ざってぞろぞろバス停に向かったのだけれど。今回は何もなく…。

誰かに聞くべきだった。むしろブレーメンの駅で案内の人にキャンセルの理由も含め、聞いておくべきだった。。そしたら次の電車もバスへの乗り継ぎがあるという情報が得られていたかもしれない。


そして30分後、やってきた電車に乗り込み、一駅先に向かう。
もう遅い時間だったので、隣に座ってた、いかにも空港から帰る途中っぽい、英語できそうな女性に「この電車はブレマーハーフェン 行きですか?次の駅でバスに乗り換えですか?」と尋ねると、どうやらバスへの乗り継ぎはなく、そのまま乗ってればブレマーハーフェン まで行くとのこと。しかも丁寧にあと何分くらい、とまで教えてくれた。

Google mapで自分の位置を確認しながら、そわそわしながら30分。ようやくブレマーハーフェン に到着。

女性は到着の直前に次の駅よ、と教えてくれた。
ブレマーハーフェン の一つ前にもう一つ駅があるのだが、乗っていた電車はなぜかそこをスルー。何故?夜だから?

結局乗った電車がバス乗り継ぎにならなかった理由もよく分からず(事故等が原因ですぐに解消した?)。

本当なら20時半くらいの到着予定が、着いたのは日没後の22時半。

ちょうど外も寒く、ホームで正味1時間半待ったから身体も冷え切っていた。。


ドイツの電車事情について、あとからネットで調べて色々知るという。
遅延のこと、大規模な工事が進んでいること、などなど。



ドイツで電車の遅延や振替に驚かないよう、誰かの参考になれば幸い。