川はどうしてできるのか
〜地形のミステリーツアーにようこそ〜
藤岡換太郎
講談社ブルーバックス(2014年、¥860-)
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本書は海底地形学・堆積学者である藤岡勘太郎氏が書かれた最近の書籍。これまでに山と海に関する書籍を執筆しており、今回は3番目となる「川」がテーマ。
地球の「過去」「現在」「未来」の気候変動・環境問題などを書き綴ります。人為的気候変化への適応・緩和が緊急性を帯びている昨今、人間活動の影響がない地質時代の古気候・古海洋研究もまた多くの知見を提供しています。
2015年3月29日日曜日
2015年3月1日日曜日
東赤道太平洋域のサンゴ礁・生物侵食・セメント(Manzello et al., 2008, PNAS)
Poorly cemented coral reefs of the eastern tropical Pacific: Possible insights into reef development in a high-CO2 world
Derek P. Manzello, Joan A. Kleypas, David A. Budd, C. Mark Eakin, Peter W. Glynn, and Chris Langdon
PNAS 105, 10450–10455 (2008).
前回の記事(以下のリンク)に引き続き、東赤道太平洋のサンゴ礁と海洋酸性化に関するもの。
「ガラパゴス諸島のサンゴ礁・生物侵食・海洋酸性化(Manzello et al., in press, GRL)」
Derek P. Manzello, Joan A. Kleypas, David A. Budd, C. Mark Eakin, Peter W. Glynn, and Chris Langdon
PNAS 105, 10450–10455 (2008).
前回の記事(以下のリンク)に引き続き、東赤道太平洋のサンゴ礁と海洋酸性化に関するもの。
「ガラパゴス諸島のサンゴ礁・生物侵食・海洋酸性化(Manzello et al., in press, GRL)」
前回のものと同じく、フロリダ大学のManzello氏が主著者。
この論文の中では、東赤道太平洋の海水炭酸系の気候値と、サンゴの生物侵食の度合い・サンゴ礁基盤のセメントの程度との関係が議論されている。
研究対象地は3つ。パナマ湾・Chiriqui(チリキ)湾・ガラパゴス諸島。
炭酸系の気候値がそれぞれ異なること、湧昇の強弱が季節により変化し、それに伴い炭酸系の値が変化するという違いがあることから着目している。
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