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☆主なコンテンツ
1、新着論文 2、論文概説 3、コラム 4、本のレビュー 5、雑記(PC・研究関連)
6、気になった一文集(日本語English) 7、日記(日本語English) おまけTwilog

2014年2月7日金曜日

黒猫ブログの新着論文紹介、終了のお知らせ

約2年間続けてきた新着論文紹介ですが、とりあえずここいらで終了したいと思います。

理由はいくつかあります。


  • 最近実験や後輩の指導等でとみに忙しくなってきたせいでまとまった時間が取れなくなってきたこと
  • 論文をチェックすることに時間を取られすぎて、一つ一つの論文を精読することが疎かになってしまっていること
  • そろそろD2も終わろうとしているんだから自分の研究にfocusした方がいいんじゃない…


などなどです。

ブログを始めた当時思っていたよりは、多くの研究者の方にも見ていただいていたようで、それなりに名前も売れたかな、と思い、しめしめと感じていますw

きっと意識のある地球科学分野の後輩が僕の跡を引き継いでくれることでしょう!
人為的気候変化が次第に顕著になってきた今だからこそ、やる意義もあるというものです。


横山研の新着論文は相変わらず進行中なので、今後は(今後も?)こちらをご贔屓にお願いします。

ほとんど英語のみなので、研究者以外にはあまり意味はなさないのがもどかしいところですが、研究室自体がinternationalなのでご容赦ください。



他の人に心配されるくらい躍起になって新着論文を漁っていたわけですが、英語を日本語で要約するという何気ないことでも、その積み重ねによって大きな力になったことを僕自身実感しています。

そのへんの学生よりはそれっぽい英語でそれっぽい論文は書けるような気がしていますが、果たして…?

それに世界で何が起きているかを知るには日本のメディアが報じることにのみ耳を傾けるのではなく、自ら進んで情報を探る必要があるということを強く実感しました(特にNature・Scienceのニュース等を通じて)。



また、もう一つ自らに課していた課題として、”日常的に文章を書く”ということに関しても新着論文のタスクがあったからこそ実現できたという側面もあります。

学年が上がるごとに後輩の文章を見る機会が増えるわけですが(日本語も英語も)、目も当てられない文章を多く目にします(後輩諸君には申し訳ありませんがw)。

日本人ならまずは日本語から磨かなければ。
そしてそれは一朝一夕で身につくものではないので、自らの尻を叩いて日々少しずつ鍛え上げねばならぬのです。
(角皆先生は生徒に文章を書くよう指導していたそうです)



ブログ自体は止めるつもりはありませんので、今後は他の研究者の論文の紹介から、”批判”であったり”より踏み込んだ内容の紹介”であったりに移行していきたいと考えています。

目指す形は多田先生のブログのような感じ?

本のレビューやコラムも最近サボりがちなので、そのうち堰を切ったようにupするかと思います。

ではでは、長い間の愛読をありがとうございました!次回作にご期待ください。

今後も面白い(気候・環境)科学の情報をTwitterも含めて発信して参りますので、ちょくちょく遊びに来てくれたら嬉しいです^^

(ちょっとだけ肩の荷が下りた気がします)